とりあえず簡単に説明すると、
maker(メイカー)は、板取引にない価格で自分で買いたい価格を注文する人
taker(テイカー)は、成行注文や板取引にある価格で注文する人
こんな感じです。
この記事を読めば、「maker(メイカー)」と「taker(テイカー)」について知ることが出来ます。
板取引とは?
板取引がわからない人はこちらを参考にしてください。
販売所と板取引について
取引所によって、それぞれあったりなかったりする。海外取引所は、ほぼ板取引のみ。
販売所
取引所から直接買う、ネットショップのようなイメージ。
売買価格に大きな差があるときが多いので、取引所で買うより割高になってしまうことが多い。
メリットは、簡単ですぐに買えること。
取引所(板取引)
ユーザー同士で、取引所(板)を利用して、自分で買いたい価格を注文して売買する方式。
やり方を覚えれば簡単で、注文が成立すれば自分の買いたい価格で買えるのでお得に買うことができる。
デメリットは、大きな額だとすぐに売買できないことがある。
▼取引所と販売所のメリット・デメリットについて詳しく知りたい人はこちら
なので、今回は、わたしが実際に使っている取引所であるビットバンクを使って解説します。
手数料が無料で、リップル(XRP)などのアルトコインをお得に買えるbitbank(ビットバンク)の実際の取引画面を参考にしながらわかりやすく解説します。
maker(メイカー)とは?
maker(メイカー)は、自分で買いたい価格を注文することです。
maker=自分で板取引に新しく注文を作る(make)人って覚えましょう。
▲板取引画面です。
▲注文画面です。
板取引画面について
左側が売り注文で、利用者がそれぞれ自分の売りたい価格と売りたい量を指値注文して並んでいる状態です。
右側は、反対に買い注文で、利用者が買いたい価格と買いたい量が表示されています。
この利用者は、みんなmaker(メイカー)です。
真ん中の赤い数字が、中間の価格です。
注文画面について
画像のように、板取引に無い価格を自分で設定して注文しています。
今回の場合で言えば、1BTC=703000円の価格で新規注文をしています。
この場合は、maker(メイカー)手数料がかかります。
taker(テイカー)とは?
taker(テイカー)は、板取引にある価格でそのまま注文をした場合の人です。
成行注文もtaker(テイカー)に入るので覚えておきましょう。
taker(テイカー)=板取引にある注文をとる(take)人って覚えましょう。
テイクアウトする感じです。
▲板取引画面です。
▲成行注文画面です。
板取引の画面の場合、一番近い価格だと708393円で売るか704198円で買うかです。
板取引にある価格で指値注文で取引した場合も、taker(テイカー)になります。すぐに買うことができるのがメリットです。
まとめ|maker(メイカー)とtaker(テイカー)の意味や違い
最後のおさらいとしてまとめます。
- 板取引に無い価格を注文する取引の場合は、maker(メイカー)手数料がかかる
- 板取引にある価格で注文する、または成行注文の場合は、taker(テイカー)手数料がかかる
きちんと理解して、なるべく損をしないように賢く取引をしてください。
国内取引所であれば、ビットコイン(BTC)やネム(XEM)ならZaif(ザイフ)オススメです。
リップル(XRP)やライトコイン(LTC)などのアルトコインはbitbank(ビットバンク)がオススメです。
いかがでしたか?
今回紹介した、Zaif(ザイフ)とbitbank(ビットバンク)は両方とも使えるので登録していない人は登録しておくといいです。
それぞれメリット・デメリットなどをまとめた記事もあるので参考にしてください。